
強風の中でデイキャン ~城南島海浜公園オートキャンプ場
ここのとこなかなか都合がつかずに泊まりキャンプができません
で、2/8にまたもやデイキャンプでお茶を濁してまいりました。
といってもそうそう若洲海浜公園ばかりでは…
苦肉の策で、一昨々年の秋、彼女を初めてデイキャンに連れて行った城南島に行ってきました。
羽田空港の対岸に位置するので、大迫力で飛行機が眺められます。
若洲同様東京湾に面した公園です。
この公園には23区内唯一のオートキャンプ場があり、ほかにもオートじゃないキャンプ場もあります。
いずれもこの時期(12~2月)は宿泊はなし、日帰り利用だけとなっています。
日帰り利用は11時~21時までで、オートなら家族(夫婦or恋人)利用限定で2000円/1サイト、オートじゃないキャンプ場は300円/1人(大人※小中半額)です。
そうなるとデイキャンプごときにオートは贅沢?かと思いきや。
そこはさすがに東京の公園です
落とし穴は駐車場
土日祝の駐車料金は最初の1時間が200円で以後30分おきに100円追加となります。
ところがオートサイトはオートですから車はサイト内で駐車料金は不要になります。
仮にソロで入ったとしても、駐車料金が1700円を超えればオートのほうがお得。
となると8時間半滞在すればオートと同等の料金となります。
もっとも城南島でソロはめったにないと思いますので、7時間以内においついちゃいますけど。
ですので、グループ利用でないかぎり、荷物の運搬の手間等含めてオートサイトを選択するのが賢明です。
で、今回は風の心配はあったものの景色を優先して海沿いの17番サイトにしてみました。
(もっともこの選択は失敗だったかも…)
2度目のメガホーンⅡの登場です。
先日のソロでの試し張り後、家族も興味津々で、あとは改良計画のためのチェックも兼ねての起用です。
中はロゴスのローコットをチェアがわりに。
モノポールの弱点でもあるセンターポールを逆手にとって、IHT(囲炉裏ハーフテーブル※勝手に命名)の空き部分にポールを入れて、ムーンライターとあわせて設置しました。
もう少し空間が広いとベターですが、この形はけっこういい感じでした。
あ、ちなみに今回ポールはロゴスのプッシュアップポールで設営しました。
前回、付属のポールの頼りなさっぷりに心配になりましたので、早速交換です。
結果、こっちのが断然いいです。
長さも下段は下から2つめの穴、上段は下から3つめの穴でちょうどいいかと。
今度メガホーンⅡ用に1本追加購入しようと思います。
ここでさらに1つテスト。
100均で売ってた地震対策用の家具固定金具にクリップを付けたつっかい棒で、メガホーンⅡのキャップの裾を持ち上げてみるテスト。
特に今回のような風がある状況だとキャップが風で押し付けられて換気が十分にできないような気がしたもので。
捲り上げると雨が降った場合に濡れるので、横に広げて空気の逃げ道を確保できないものかと。
今回はこのあとかなりの強風でしたが、ちゃんと空間を確保できてましたので多少なりとも効果はあるんじゃないかと思います。
のちのち改善していこうかと思いますが。
とりあえずお昼の準備です。
まずはご飯のジェットボイル炊き~
なんてバーナーにのせた飯盒に水を入れたケトルをふたの重し代わりにのせただけですが。
ご飯が炊けるまでの間、トンガリテントにはやっぱこれでしょ。
売店で買ったとんがりコーンでひと息
その間も飛行機はひっきりなしに飛び立っていますね~
ただ不思議とけっこうな爆音なんですが、じきに気にならなくなりますね。
もっとも泊まりの朝に飛ばれるとけっこうな騒音かもしれませんけど。
そんなこんなでご飯も炊けて、おかずをちょっと加えたものの、手抜きでレトルトカレーと。
安売りされてたので家の近所で買ってきたサンマをオリーブオイルと塩、タイムでハーブ焼きに。
あとは売店で売ってたフランクフルトをそえてみました~。
手抜きだけどうまかったですよ
風は強いものの、天気はよく、ポカポカ陽気。
ムーンライターなしでメガホーンⅡの中は24℃。
お腹が膨れたのもあって、やたらと眠くなりました。
で、ちょっとだけ昼寝しちゃいました
40分ほど寝て目が覚めました。
ちょっと眠気覚ましに場内散歩など。
オートキャンプ場はうちを入れて5組ほどでしたが、公園内はかなりの盛況ぶり。
海岸は家族連れや恋人たちでにぎわってました。
散歩の帰り、公園の前に焼きいも屋さんを発見した我が家の老キャンパー。
数年ぶりとなる焼いもに心奪われたらしく、いさんで購入。
急遽、サイトに戻っておやつタイムとなりました
左が焼きいもでよく見るホクホク感が強いなると金時。
で、右が安納芋で、ジューシーな感じで繊維も多くてちょっと果物ちっくなお芋です。
おやつといいつつ、大きな焼いもにすっかり満腹。
この時点で時計は17時ごろ。
だいぶ陽も傾いて冷えてきました。
風はいっこうに弱まらず、むしろ気温の変化からか強まったような…。
夕飯にすき焼きを用意してあったのですが、どうやら焼きいもで当分お腹がすきそうにありません。
おまけに強風となると…予定変更で早めに撤収しましょうか。
夕飯は家でいただくことにして、撤収開始。
いや~こういうときモノポールはやっぱりラクですね。
小物を先に車に積んで、中が空になったらポールをはずすだけ。
ペグを抜いてぱぱぱっと畳んだらもうおしまい
18時前には管理等にご挨拶してキャンプ場をあとにしました。
あいかわらずなにしに来たのかわからないようなデイキャンでしたが、海を眺めてお昼寝して、楽しい休日になりました。
でも、そろそろ泊まりのキャンプしたいなぁ…。










ご飯が炊けるまでの間、トンガリテントにはやっぱこれでしょ。













メガホーンⅡ再び //携帯より
メガホーンⅡ改良案
先日試し張りしたトンガリくんことメガホーンⅡ、いくつか改良したい箇所が。
まずはスカート。
なかなか立派なスカートを装備していて隙間風は防いでくれるし、各スカートの中央部分も縛って持ち上げられる(隙間が空く)ような換気機能も用意されていていいのですが、いかんせんコールマンのスクリーンなどと同様、ペグで固定できるようなしくみにはなっていません。
それでもダメじゃないんですが、やはりスカートの角をペグで固定して風によるバタつきや内側への巻き込みがないように改良したいものです。
よくスカートの固定となると穴をあけてハトメ打ち…なんて考えがちですが、それだと幕自体に穴をあける必要があるし、幕を張るときにスカートの布自体にテンションがかかってしまうのと、テンションをかける方向の調整が効かないので個人的にはどうなのかと。
で、こんなん買ってきました。
手芸屋さんに置いてあるアクリルテープです。
色もメガホーンⅡにあいそうなグリーンです。
こいつで出入りに開け閉めの必要がある2箇所を除いた10箇所にループを縫いつけようかと。
文章だとわけわかんないですね
まず、問題のスカートとはこの部分。
メガホーンⅡはボトムが六角形ですから、6辺にそれぞれスカート部分があります。
(このうち2辺は出入口としてファスナーで開け閉めするため、開く側はスカートも固定できません)
興味ある方は少ないと思いますが、簡単なものですいませんが、一応図解すると(※クリックで拡大します)。
左がハトメの場合で、右が今回の構想。
わかるかなぁ~
スカートに穴を開けて直接固定するより、ループをつけたほうが布に対する負担も軽く、張る際の微調整に便利になります。
スカートの固定の他はポールをロゴスのプッシュアップポールに変えてみること。
SPのランドステーションよろしく、逆V字のアダプタでセンターポールをなくして空間を広く…という方もいるかと思いますが、せっかくのモノポールテントらしさが損なわれるのでセンターポールは残します。
便利ならなんでもいいというものではありません。
まして逆V字にしてはせっかくの簡単設営が面倒になりそうだし
むしろ俺が欲しいのは、メガホーンⅡ専用の六角形のボトムシート。
とりあえずブルーシート系のシートで自作してみようかと思案中です。
幸い、インナーを引っ掛けるフックが6角にありますので、こいつを使ってグランドシートを固定できないかと。
具体化したら報告します。
あと1点は頭に載せたキャップ部分。
ベンチレーション機能をもうちょっと使いやすくしたいな、と。
トップの開け閉めをもうちょっと簡単にできないか検討中なのです。
アイディアは少しありますけど、もうちょっと考えてから。
ま、改良と呼べるほどのもんじゃありませんが。
しかし、今回メガホーンⅡを購入したショップを覗いてみたら、いつのまにか売り切れてました。
愛知県の某キャンプ場直営のネットショップで、以前からちょいちょい覗いてるサイトなんですが、どうも少量を試しに販売したみたいですね。
発見後即決して正解でした
次回入荷は2月中旬とか書いてありますので、今後はある程度流通するようになるのかな?
あんまり乱立されると張りづらくなるなぁ…
それまでにどんどん使いたおします。









Luxe Outdoor / Mega Horn Ⅱレビュー ~若洲海浜公園キャンプ場 その1
1/25に若洲海浜公園キャンプ場でソロ・キャンプしてきました。
先日、ポチってしまったモノポールテント、Luxe OutdoorのMega HornⅡが思ったよりも早く来ました。
保田の水仙ロードから帰ってみると宅配便の不在配達通知がポストに入ってました。
実は金曜の晩に発送のメールが来ていたのを、バタバタしててちゃんと見てませんでした
早速、再配達を依頼して受け取りました~。
で、ここで思いつき。
現在稼動中の仕事がクライアントからの返事待ちで金曜から身動きとれない状況になってまして、月曜は朝からプールでひと泳ぎしてこようかと考えおりました。
日曜もやることないし…なら近場のあそこへ出撃もありか、と。
いかんせん今回のテント、香港のメーカーで資料もほとんどないものを勢いで買ってしまいましたので、本格的に実戦投入する前にテストしておきたかったもので。
で、やってきました。
今回は先日のデイキャンで使ったサイトのおとなり、102番サイト。
101番サイトも十分広かったのですが、こちらのほうが若干横幅もあり、さらに広いサイトでした。
どうでしょうか、初にしてはまぁまぁの出来でしょうかね。
設営については正直かなり苦労しました。
実はテントには説明書などの類は一切なし。
この手のテントの場合、先に広げてペグダウン、あとから中にもぐりこんでポールを立てるケースが多いのですが、今回もその手順で行いました。
といっても全部ペグダウンしたわけではなく、両側の出入り口脇の4箇所をペグで留めておいて、中に入ってポールをたてました。
が、しかしどうしても残り2箇所がピンと張れません。
どうもポールの長さがおかしいようで。
とはいえ、ポールをそのまま組み立てると長さ調整ができるタイプのものではありません。
でも、ゴム足が付いた一番下のポールには調整用に穴がいくつも空いております。
どうもここが怪しい。
で、ゴム足をはずして別のポールのエンドに装着。
順番を変えて調整できる節をてっぺんの節の下にして、若干短く長さ調整しました。
そしたらバッチリ。
送られてきた状態でポールを組み立てると設営は不可能です。
なんともおそろしいワナです。
これには後日談がありまして
家に帰ってみるとテントが送られてきたダンボールに梱包のためにつめられた丸めた新聞紙の中に1枚紙が。
販売元が簡単にまとめてくれた設営の手順が入ってました。
新聞紙にまぎれて捨てるところでした
それはそれとして、俺がカンで進めた設営手順はこの手順とまったく同じでした。
が、こちらの手順書を見ていればポールのゴム足がまちがってはめてあったことが一目瞭然。
これを先に見ていれば出荷状態に間違いがあったことが事前にわかったでしょう。
少なくとも無事にそれも正しい設営方法で張れましたのでよしとしましょう。
どちらにしても付属のポールはいまいち華奢で頼りないので、次回、ロゴスのプッシュアップポールあたりで代用できないか試してみようと思います。
で、ざっくり中も配置して。
入り口はティピーの性格上しょうがないんですが、やや低いですね。
インナーも吊り下げてみました。
インナーといってもボトムがあるってこと以外、完全に蚊帳です
上部に交差した2本のゴムひものフックをポールの上部にひっかけます。
インナーの頂上部は平らになっています。
ボトムは台形で長辺の両サイドはこんなふうに。
短辺の両サイドはどちらかの出入り口脇のフックに取り付けます。
フライの頂上はテープのみで貫通してまして、帽子のように上部キャップをかぶせてふさぎます。
これを開け閉めしてベンチレーション機能を実現しています。
とりあえず、今回1回使ってみた感想。
まず、ざっくり言えば2万円という値段を考えたらものすごく満足しております。
フルメッシュとはいえ、インナー込みでこの値段、サイズもボトム面積がけっこう広くて、インナーなしのロースタイルであればファミリーユースやソロの集まりなんかにも使えるキャパシティです。
安いモノポールといえばソロ用のツェルトといったものばかりでしたからね。
きちんと周囲に付いたスカートも隙間風をしっかり防いでくれていい感じです。
カラーリングも最初は2007年モデルの赤みベージュ×レッドのほうがいいかと思ってましたが、グリーンもなかなかいい感じです。
コールマンのグリーンとは違い淡い色で個人的には好感がもてる色でした。
それになによりこの手のモノポールは珍しいですし、なんだかちょっとわくわくします
彼女曰くミニサーカステントだとか…言い得て妙です
本当にわけもなくキャンプに行きたくなるテントだと思います。
逆にマイナス面としては、一般的なドーム型のスクリーンとは違って中心に向かって壁がすぼんでいるわけですから、ボトムスペースのわりに居住空間は広くないです。
これはすべてのモノポールに言えることですが、ロースタイル以外は×といっていいくらいですね。
インナーについてはフルメッシュですので、この時期はかなりの装備でないかぎり寒くて、夏専用といっていいですね。
これは逆に夏には向いているとも言えるので季節によってはプラス面でもあります。
ただ、インナーは横広の台形なのに壁側が低くなりますので、2人で寝ると壁側の人はかなり狭いです。
インナーをつけるなら快適就寝人数は1人と思ったほうがいいかと。
夏ならインナーなしでコットを並べて3~4人くらいは寝られますかね。
今度、ロゴスのローコットをチェアがわりに並べて使ってみたいと思います。
ポールについては出荷時のゴム足の付け間違いを除いてもちょっとつくりが荒いです。
5分割になっていますが、それぞれの接続部分のかみ合わせがラフでぐらつきもありますし、ちょっと信用できない感じは否めません。
このあたりは日本製品のポールなどは、製造自体は海外だったりしても製品管理がいきとどいているのか、安いものでもよくできているな~と思わされますね。
あとは細かい部分での使い勝手や不満など、今後もう少し使ってみてからですかね。
とりあえずはめったに目にすることのない珍しさもあって、非常に気に入ってます。
個人的には、このテント自体に一番向いているシチュエーションは夏場のロックフェスなんかじゃないかと。
設営もわかればラクですし、幕一式5キロ以下というのはけっこう魅力です。
我が家の場合、当面はタープとしての利用がメインだと思います。
テントとしては使ったとしてもソロ用になるんじゃないかと。
他のテントと組み合わせてお座敷リビング用になるでしょう。
冬場はムーンライターを中心付近に置いて、それを囲むように座ると形状としては無駄が少ないかと。
ソロキャンプでもタープとしてファッドX3なんかといっしょに張ってみたいなぁ
つづく













